2005.08.28
この日は、以前から進行していたYew浄化イベントが最終局面へと近づき ブリテインのロードブリティッシュ城に召集がかかりました。
いままでは、GMイベントを事後に知るという実に残念な目に遭っていたのですが
このときは幸いログインしており、馳せ参じました。
初GMイベントに参加ですー!
ASUKAでは、腐敗していたYewの大地に活力を与えるべく、ポーション樽や丸太などを有志が24時間体勢で収集して全力を尽くしておりました。 その甲斐あって、Yewの大地に一本の古代樹が生え、その木とミノック近郊から切り出された花崗岩を用いてポータル(門)が建設されました。
このポータルに必要な大量の花崗岩も、有志によってなんと一晩のうちに収集されました。このニュースを後に聞いたとき、ASUKA民の底力を感じ、熱くなったものです。
そのポータルが完成したのに伴い、調査隊のケン隊長やリューベン、王室顧問のエレインとともにポータルへと集結しました。
このポータルの向こうに、大地の守護者たる古の種族がいるらしいのです。
いよいよ調査の第一歩が始まります。
ポータルに現れていた次元の裂け目へと、足を踏み出したケン隊長でしたが、なぜかすぐさま立ち戻ってきてしまいました。 そして、その後ろから・・・
見たこともない黒い敵が、駆けつけていたASUKA民に襲い掛かってきました! あたりは一斉に激しい戦闘状態に陥りました。
敵は強くてすばやく、わたしが目視できたのはこの2体だけでしたがほかにもまだいたようです。
へっぽこメイジのわたしにできることといったら、回復と支援くらい。必死にブレスしていました。
またかよ、というツッコミはなしで。
多数の死者が発生したものの、盛り返しのはやいことはやいこと。 集まった英傑は勢いに乗じて、漆黒の敵を駆逐していきました。
状況が沈静化したのちに、ミーア族のアドラナス長老から説明があり、ポータルの開く位置を修正するのに、古代の記録が必要とのこと。
古代の記録を持っていた木は、このポータルを作るのに使い切ってしまったのですが、木に生った実をケン隊長がちゃっかり所有していたことを関係者が思い出しました。
小さな実ひとつでポータルを維持するのは難しいらしく、限られた時間でケン隊長とリューベンの二人だけで次元の裂け目の奥へと進むことになりました。
向こうには未知の世界が待っています。 しかし、臆することなく旅立つ二人をみんなで見送りました。
残された人々が案ずるのは二人の安否。
その問いに答えたエレインはただ「待つこと」と告げました。
これ以上ここでできることはなくなったため、一度ロードブリティッシュ城へと引き返すことに。
集まった人々とともに、二人の無事を祈り、この夜は解散となりました。
このイベントはのちに導入されるMLへと繋がっていくのでした。
こういう大きなうねりのただ中に身を置いて、「この世界にいる」という感覚を覚えました。
GMイベントは夜遅くに起きることが多いので
わたしのログイン時間と合うことが少なく、この日は幸運でした。
また機会があれば参加したいものです。